金魚とめだか「季々」

飼育法など。

屋外飼育:旅行中の大雨(嵐)対策について。

先日3日間旅行で不在の間に、大雨と晴天の日があり、良かれと思ってした対策が大失敗だったため、その失敗と対策を記したいと思います。

 

雨が入らない屋外で飼育している場合は何の対策も必要ないかと思いますが、我が家は屋根のない中庭で育てているため、台風や大雨が不在中にやってくると大変困ったことになります。

家にいたら、天気が回復した時に水換えをしにいけばオッケーなのですが、数日不在だとそれが出来ません。

また我が家の一番の問題は大雨が入るだけではなく、滝のような雨だと、家の躯体である中庭の梁の汚れた泥水がダパーっと下に落ちてくるのです💦

まさに滝のように!

なので今回の旅行中、1日目大雨強風・2日目晴れ・3日目晴れという天気予報の中、私は大雨強風が心配すぎて一部の睡蓮鉢に蓋をしてしまったのでした。(波板なので空気は通ります)

しかし「雨や泥水は防げても、翌日の晴れ予報で蓋をしたままだと蒸し風呂みたいにならないだろうか?」と一抹の不安も残りました。

帰宅後、その蓋をした睡蓮鉢の子たちは4匹中2匹がお亡くなりになっていました😭

予感が的中してしまったのです!

 

反省点

①蓋をしたことで、気温が上がった時にサウナ状態となり酸素不足と水質悪化を招いた。

②蓋をしたことで、風が水面に当たることなく、空気が溶け込みにくくなった。(酸素不足)

 

今後の旅行対策

①不在中に天気が崩れる可能性を考え、睡蓮鉢を出来るだけ泥水の入らない安全な位置へ移動。(絶対安全地帯はすでに他の睡蓮鉢が占拠していますので、"出来る限り"です。)

②蓋は絶対していかない。

③飛び出しが心配な子(フナ尾やメダカなど)には、劇落ちくんと洗濯バサミを使って、水位が一定に保てる工夫を施しておく。

 

雨水を溢れさせない工夫について

先に書いた旅行対策③について、写真があります。

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手ぬぐいを使う方もいますが、我が家は劇落ちくんです。

雨で水位が上がってきて劇落ちくんの端に水面が触れると、劇落ちくんがグイグイ水を吸い込み、反対側の端から睡蓮鉢の外に水が流れていく仕組み。

こうすることで、水位が高くなったことで魚が飛び出したり溢れ出たりすることは無いです。

 

何が一番大事か

何を選択すれば正解かは、結局のところ経験を積まなければ学べません。

今回私が選択したことは結果的に金魚を死なせてしまったものの、じゃあ蓋をしなければ生きていたのか?と安易に答えを決めつけてしまうのも安直すぎます。

何が起きるかは誰にもわからないからです。

飼い主は、出来るだけ予想してそれぞれの環境で一番良いと思う方法を実践してみるしかありません。

今回の失敗により、私は"蓋をしない"と決めました。

しかし、次は泥水が入って死ぬかもしれません。

でも大事なのは、 確実に死ぬと分かっている選択肢を次は除外できる ということ。

もし泥水が入ったとしても数日後も平然と泳いでいたら、ラッキーな結果を導き出せたことになるでしょう。

もしその選択がラッキーな結果を導き出せたときは、またご報告致します。