金魚とめだか「季々」

飼育法など。

屋外飼育:はじめに。

 

 

 

最初の記事に触れましたが、私の金魚飼育は屋外飼育がメインです。

 

はじめに。

どんぶり飼育でも書きましたとおり、昔の時代の金魚飼育では、ガラス水槽もろ過装置(ぶくぶく)も照明もなく、それでも金魚は身近なペットとして民衆に親しまれてきました。

では、昔の人は、どんぶり飼育以外ではどのように飼育していたのでしょうか?

 

下記は現代の飼育用品の役割を、昔の飼育法に置き換えて記しています。

ガラス水槽→昔の睡蓮鉢や火鉢。

ろ過装置→屋外で自然界(日光、風、底砂、水草)にろ過してもらう。

照明→屋外で太陽に照らしてもらう。

 

このとおり、屋外だとろ過装置や照明がなくとも自然界に揃っているため、昔の人は屋外で金魚飼育が出来ていたのです。

現代の屋外飼育で使う容器として、睡蓮鉢や火鉢のほか、トロ舟・たらい・ガラス水槽も使えます。 

我が家は睡蓮鉢とトロ舟とガラス水槽を使っています。

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屋外飼育の利点。

「日本には暑かったり寒かったりと四季があるのに、外で育てて大丈夫なの!?」

と思われるのは無理もありません。

が、雪が積もりまくる地域でない限り、大丈夫です◎

最初の導入で、その家の水にきちんと慣れさせさえすれば、もう屋外飼育が成功したも同然です!

屋外では太陽のパワーのおかげかとても強い体が作られ、四季に対応できる子に成長するのです。

細菌性の病気も、屋外だと紫外線で水が殺菌されるおかげで、ほとんど病気になることがありません。

金魚の色揚げ(体色が濃い色になること)も、日光のお陰で抜群です☆

四季それぞれで、飼育法は少しづつ違ったポイントがありますが、少しのポイントを守りさえすれば、自然界に任せて人間は楽出来ちゃう上に、金魚にとっても利点だらけ。

しかしはじめに言っておくと、心配性で世話焼きな方には、屋外飼育が向いていないかもしれません。

せっかく自然界が作り出したベストな環境を、ついつい人間が手をかけすぎて潰しかねないからです(*_*)

屋外飼育を決めたなら、ドーンと構えて自然界と金魚の生命力を信じましょう(´∀`)